3月からチャクラについて少しずつお話しています。
何を隠そう、私はチャクラとか霊とか、そういったフンワリした話は大っ嫌いなタイプでした。科学や医学しか信じなかった私がチャクラを意識し始めたのはインドに行ってからでした。
そもそもチャクラとは何かを少し説明しましょう。
日本語では「気」、ヨーガではエネルギー/気のことをプラーナといいます。その気が大きく集まるポイントを「チャクラ」といいます。
気とはそもそも何か。気について全く知識がなくとも、日本人はこの「気」という言葉を多用しています。
元気
気合
内気
などと、あげたら切りがないほど「気」をよく使います。
浜口京子のお父さんが「気合だ、気合だ、気合だ!」と言ってるのをテレビでみると、なんとなくやる気が出てきたり、勝てる気になりますよね。
これはチャクラが活性化している、安定していると言えます。
ヨガでは、人間の身体には7つの気の中心点があると教えています。

チャクラは、人間の身体の脊髄の基底から頭頂まで、縦一直線に並んでいますが、これは私たちが精神修行を進めていくにつれ、より神性へと昇華していく過程を暗示しています。
チャクラとはサンスクリット語で「輪」という意味で、このチャクラはキラキラと光を放ちながら回っているといわれています。
実際目に見える人もいれば、目にみえない人もいます。私は後者です。
目には見えないけれど、感じます。
「病は気から!」と母から言われたとき、どんよりした気持ちがあったことを覚えています。
同じく母に「短気は損気!」と言われたとき、プンプン怒っていた自分を覚えています。
例え、気・チャクラ・エネルギーは見えなくとも、私にはそれがそこにあると身をもって感じてきました。チャクラをより深く知るにつれ、さらにチャクラの考えは自分の心身のバランスをとるのに役立っています。
チャクラは信じる必要はないし、興味のないうちは学ばなくてもいいものです。だけど、身をもって体験して言えるのは、この神聖な7つの象徴は、わたしたちの気持ち、動き、傾向を驚くほど正確に描写しています。
チャクラはアーサナ/ポーズにもとても強く関連しています。癒しは口にするだけ、本で勉強だけではもたらされません。動いてはじめて、癒されるのです。
全身全霊で取り組む、それが「癒し」につながるのです。
自分の体・心を理解する上で、チャクラのある場所に意識を向けてアーサナを練習してみてください。驚くほど、心の安定に影響していることに気づくでしょう
3月はまず一番、根っこにあたる「ムーラーダーラチャクラ」を勉強しています。この話は次回の記事で説明しましょう。