3つのバンダ Bandha

ラサリラヨガ横浜教室では、1月はバンダを練習しました。バンダとはなんだっけ?と復習したい方のためにも少し書き留めてみます。

バンダ、つまり「ロック(=しめつけ)」は、アーサナの練習、瞑想、呼吸法によって生まれるプラーナを体内に蓄えるためのテクニックです。プラーナの散在を防ぐだけでなく、その流れを統御し、霊的エネルギーに転じることができます。各グリップ(バンダ)が上手く働くようになると、アーサナや呼吸も安定してきてポーズを長く維持できるようにもなる。

上記の説明を読んでも、全く「バンダ」を聞いたことがない人は「はて?」という感じだと思います。
例えを出してみましょう。例えば、自転車のタイヤに空気を入れる。この空気にあたるのが「プラーナ(エネルギー)」です。そして日々私たちがヨガを練習すること、これが空気入れでタイヤに空気を入れるという行為にあたります。タイヤにはバルブといって空気を入れる口がありますよね?そのバルブのキャップが外れてて、「スース―」と空気が出ていく(実際、あのキャップがあってもなくても抜けないようにはなってますが)、これが「プラーナが散在する」とヨガでは考えています。なので、せっかく入れた空気を漏らさないために、締めないといけない、それが「バンダ」なのです。

ヨガの練習で身体や心にいいプラーナ(エネルギー)を生み出す、そしてそのプラーナを漏らさないように「バンダ」で保持するわけです。

このバンダが上手になると、姿勢が保ちやすいだけでなく、「今日はやる気がでない~」なんて日が少なくなると実体験で感じます。私はいつも朝目覚めたら、イキイキしていることが多いです。これこそ私がヨガにはまっている理由です。

具体的なバンダのテクニックについては次回ご説明しましょう。
ナマステ

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